2011年7月13日水曜日

『テンペスト』

池上永一の『テンペスト』です。
仲間由紀恵主演でドラマ化されるということで、奥さんが大人買いしたものを一気に読んだ。比較的軽い文章で書かれているので、全4巻をさらっと読みきった。
さすが、清の朝貢国だけあって、朝鮮王朝と似ている。最近、韓国の大河ドラマを見慣れているので背景が理解できたのか、本に入りやすかった。(ここで時間がかかると読むのが辛くなるんだよなぁ)

さて、沖縄出身の作者は背景の調査はしっかりしていた。が、ストーリーには相当な無理がある。少女漫画か宝塚と思って読むとちょうど良い。(ツッコミどころ満載!)
最期は行き詰ったらしく、主人公以外の主要メンバーを次々と....時代の矛盾を切り捨てるように...

惜しむべきは1月に沖縄に行く前に読んでおきたかったことか、これを読んだ後に首里城に行くと「何か」が違っていただろう。ドラマが楽しみ!

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